神経ブロック治療と言われても、どのようなもので、何の目的でやるのか
分かりずらいのではないでしょうか。
ここでは、神経ブロック治療について少し具体的にお話しします。
神経ブロック注射とは
手が痛い、足が痛いなど、痛みって何なんでしょう。
痛みは、“痛み信号”として神経を通り道にして脳に伝わり、私たちは痛いと感じています。
神経ブロック注射は、その“痛み信号”の通り道を遮断(ブロック)することで、痛みを和らげるというものです。
具体的には神経に麻酔薬を浸透させ一時的に働きを鈍くします。
それにより、ブロックした神経が関わる皮膚の表面から深いところまでの痛みを緩和したり、血流を改善したりします。(効果には個人差があります)
ブロックする神経の種類や部位によって様々な名前がついています。
当院の神経ブロック注射
当院では、帯状疱疹による強い痛み、帯状疱疹後神経痛の予防、頚椎疾患などからくる頚部〜肩・上肢の痛み・しびれ、腰椎疾患からくる下肢の痛み・しびれなどに対し神経ブロック治療を提案させていただいております(保険診療)。
頚部神経根ブロック、硬膜外ブロック、星状神経節ブロック、肩甲背神経ブロックをはじめ、各種神経ブロック治療を提供しております(施行できないものもあります)。
当院のブロック治療では、超音波装置を用いることにより、治療効果はもちろん、安全性の確保にも努めています。
神経ブロック注射を検討されている方へ
神経ブロック治療では注射を用いて麻酔薬を投与しますので、治療時は多少の痛みはあります。
また治療による合併症も各種神経ブロック治療ごとに異なりますので、医師から説明させていただきます。
神経ブロック後は数分〜数十分の安静時間を要することもあるため、神経ブロックご希望の患者様は、時間に余裕を持ってご来院ください。
神経ブロック注射についてお気軽にご相談ください
数種類の痛み止めや、湿布を常用されている方には特にお勧めです。
皮膚疾患以外にも、痛みでお悩みの方は、診察時に一声おかけください。
他院治療中で帯状疱疹後の痛みでお悩みの方もご相談ください。
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